うつ病

うつ病とは

風邪を引いたら、熱が出て、頭が痛くなり、盲腸になったらお腹が痛くなります。人のからだは病気になると何らかの症状が現れてきます。うつ病でもこれと同じようにさまざまな症状が現れるのです。

ただし、うつ病が他の病気と違うところは、こころとからだの両方に症状が出ることです。

うつ病の大きな2つの心の症状は、「憂うつ感」と「興味・関心の低下」です。軽いうつ病の場合は、このようなこころの症状が出ても、なんとか仕事などをこなしていけるため、うつ病の発見や受診を遅らせてしまいます。

うつ病は、単なる心の問題(気持ちの持ちよう)として考えられがちですが、症状はからだにも現れてきます。からだの症状にはさまざまなものがあります。「理由が分からない…」、「病院に行っても治らない…」といった症状が2週間以上もずっと続いていたら、うつ病を疑ってみて下さい。まずは、一度ご相談ください。